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高水流量観測

 九州地方も梅雨に入り、手配を掛けていた浮子(販売用、弊社調査用)が入荷した。
 この浮子は河川の高水流量観測に使用します。高水流量とは洪水時の流量を観測するものです。
 ある一定間の距離を、河川に投下した浮子が通過するのに要した時間をストップウオッチで計り、その距離と通過した時間から流速を算定する、でた流速と河川の断面積から流量をだす。
 最終的には河川の水位との関係により、その洪水の大きさや、雨と水位から洪水を予測出来る様にする。書くと簡単の様ですが、とても大切な仕事です。
 浮子の上部には目視できちんと追えるように先端に、赤帽や、赤旗をとりつけ、夜間の観測時にはサイリュ-ム(発光)をつける。
 浮子(エコフロ-ト)は(時間を決め次々に投下するので)回収しなくていい様、水中に生息する微生物によって完全分解されるように出来ています。 
 
 私も何度か高水流量観測をしましたが、夜間、先端につけたサイリュ-ムが川面を流れていく様は、ホタルを連想させ、仕事の慌ただしさの中でホッとさせる、ひとときでした。 
 
 弊社、流量の観測もしています。浮子の販売、水位を目視できる量水標の販売、取り付け等行っていますので洪水時にはどうぞ(株)測研・・・・・思い出してください。【スタッフR・K】

|2012/06/21|スタッフ
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