水位計の零点確認のため三級水準測量を行いました。(写真参照)
直線距離にして片道約900mで、測量の許容誤差は9mm以内です。
測量完了!許容誤差は6mmでした。
3級水準測量の高低誤差の許容範囲は片道の距離をS(km)として、「10mm√S」で計算します。今回測量を行なった片道の距離900mを公式に当てはめると「10mm×√0.9≒9mm」となります。
水準測量で往復の高低誤差の原因として1番に考えられるのが標尺の持ち方で、水平に立てるのはなかなか難しく標尺を前後に揺らして一番低い値を読む方法が一般的です。が、標尺用の水平器も販売されていますので、測量初心者は、是非ご利用くださいませ。
個人差が発生しない、しかも便利ですよ。
【スタッフT・N】