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2010年6月1日 の記事一覧

風向風速計修理

風向風速計の修理を行いました。10m/s程度の風が吹いた時、指示器の表示が急に、0m/s付近までおちるような症状が出ています。

 原因をさぐっていくと風向風速計発信器内部にありました。風速部の測定原理は、風が吹くとプロペラが回転し、その軸に取り付けられたスリット板が一緒に回転します。このスリット板には、写真で見られるような銀色で光が反射する部分と黒色で光が反射しない部分が交互になっています。このスリット状になっている所に光をあて、反射した光を風速に比例したパルス信号に変換し、風速の測定を行っています。このスリット板の銀色の部分が汚れプロペラの回転が速くなった時に、光が正常に反射できず動作不良をおこしていました。スリット板を『ピカピカ』に清掃し、動作試験を行った結果、正常に復旧しました。

     風向風速計修理

 弊社では、新品はもちろんのこと、中古の風向風速計やその他の精密機器等の販売も行っています。購入後、修理等が発生した場合のメンテナンスも迅速に行います!【スタッフM・K】

|2010/06/01|スタッフ
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