スタッフブログ

測研スタッフによるブログです。

自動採水システム

 台風時期も過ぎて、もうすぐ本格的な冬がやってきます。
インフルエンザが流行し、国外では、ウィルスが変異し、新型のウィルスが発見された話をニュースで聞きました。みなさんもきちんと予防をして、風邪を引かないようにしましょうね!

 さてさて、お仕事のお話しになりますが先日、自動採水システムのお問合わせを頂きました。この装置は、水位が設定値になると、自動的に採水を開始して、任意の間隔でポリビンに採水をしてくれる装置なのです。また採水開始時には、管理者にメールを配信し、採水を開始した事を教えてくれます。

 こうして採水された試料は、色々な水質分析を行い、悪ければ改善し、みなさんの生活に役に立っているのです。
【スタッフD・K】


 採水器のPDFはこちらです ⇒ 自動採水システム

|2009/11/11|スタッフ

おそらく・・・

九州全域に設置されている気象観測装置の保守・点検が、測研内「チームN」によって11月中旬まで続きます。

さて、この対象の気象観測装置とは、気温・風向・風速・雨水検知・雨雪量、場所によっては道路上の視界を測る視程計となっています。

それぞれの項目にて観測したデータを電算処理、保存、モニターで閲覧することが出来ます。
ところが、今日、点検した装置は、なんと、アナログ方式!!!

気温と雨雪量はデジタル表示でしたが、風向・風速は、なんとアナログ時計のような針で表示される機械でした。おそらく、唯一のアナログ方式だと思われます。

来年度から高速道路の無料化が提言されていますが、そうなると、このアナログ方式を電算処理機に更新するには、どうやって、その予算を組み、財源をどこから持ってくるのでしょうか?

はたして、アナログ方式装置の運命は・・・。【スタッフT・I】

|2009/11/06|スタッフ

全りん全窒素

先日、全りん全窒素測定装置(写真)の保守メンテナンスをしました。
月に2回のペースで、実施しているので状態は非常に良好で大変綺麗なのですが。

 全りん全窒素測定装置(写真)は、とても繊細な測定を1時間毎自動で観測をしてい

るので、観測条件の変化に測定結果が異なってきます。

特に、今年の様な気温水温の高い日が続くと、目視では確認できないバクテリアが発

生して測定値に影響してきます。

例年だと、年に1回装置のオーバーホールを実施し、各パーツを確実に除菌してバク

テリアの発生を防いでいます。

 ところが、今年は気温水温の高い日が多かったので、通常の保守メンテナンスの中で、

各パーツを除菌しなくてはいけなくとても大変です。
 【スタッフK・S】

 全りん全窒素

|2009/11/04|スタッフ

構造物(防波堤等)の維持管理計画

資産運用等で「アセットマネジメント」という言葉を聞いた事がありませんか。

 我々の業界もよく聞くようになりました。我々の業界では、構造物(防波堤等)の維持管理計画を「アセットマネジメント」と相称して呼んでいる様です。

 今後の維持管理計画策定を行うための基礎資料として防波堤等の現況調査を行う様な仕事もこの1つの業務です。調査内容としては、水準測量,目視調査(陸上,海上),鋼材肉厚測定,塩化物含有量試験等があります。鋼材肉厚測定では、水中対応型の「超音波厚さ計」が使用されています。
(ダイバーがセンサーを鋼材に接触させ測定)【カタログ添付】

 なお、近年では非接触で計測できる板厚計測装置の開発も進んでおり、完成すれば陸上から水中部の板厚測定も可能になる様です。 【スタッフH・K】


 カタログはこちら ⇒  超音波厚さ計

|2009/11/02|スタッフ

道路の安全等を守る気象機器

普段、何気なく車で通り過ぎている道路・・・

そんな場所にも、道路の安全等を守る為に、様々な気象機器が設置され、観測されています。

 

 

弊社では、温度計・雨雪量計・風向風速計・視程計等のメンテナンスも行っています。

 

中でも「視程計」はあまり聞かれたことが無いのではないかと思います?

「視程計」とは、一般的に大気の濁りの程度を測定する機器で、煙霧や霧などの濃さの判定などに使われます。

また、大気が清澄で遠方の山並みがよく見えるときは、視程は50キロメートル以上で、霧がかかっているときは1キロメートル以下になります。(参考まで)

 
視程計

皆様も車を運転される際は、天候にも十分注意を払い、事故の無い様に気を付けて、
安全運転をされて下さい。【スタッフM・S】

|2009/10/27|スタッフ

水位計

写真は福岡県宗像市に設置している水圧式水位計です。
水圧式とは、河川の底に沈めているセンサー内の半導体で検出し電気信号に変換して、
メディアに水深データとして取り込む仕組みになっております。

操作もしやすくデータ回収もノートパソコンさえあれば現場で確認が出来る為、
私としては大変に気に入っております。

設置についても、作業時間が余りかからず、個人的にも自信をもって設置出来る機械ですので
宜しくお願いします。【スタッフT・N】


水位計

|2009/10/26|スタッフ

K-82S型水質自動監視装置 溶存酸素(DO)電極

K-82S型水質自動監視装置の溶存酸素(DO)電極です。

溶存酸素とは、水中に溶け込んでいる酸素の事です。
この溶け込んでいる量は水温が低い程、また圧力が大きい程多くなります。

溶存酸素量は様々な条件でも変わりますが、水草などの植物の光合成により日中は高くなり、
夜になると逆に植物の呼吸により水中の酸素が消費され低くなります。

この溶存酸素量を測定する事により、水の汚れ具合を示す基準にしていますが、写真の左右比較してもらったらわかる様に、感部が汚れていると正しい値を示さず、誤った値を示します。

定期的な保守点検を最低月に1回、年1回の精密点検をお奨め致します。
【スタッフS・M】

電極

|2009/10/20|スタッフ

LANケーブル製作

今回、ネットワーク関連の仕事で、LANケーブル(ストレートケーブル)を製作しました。

 ケーブルを必要な長さに切断し、ケーブルの配列順を崩さないように、コネクタに装着し、
カシメペンチで圧接します。

ケーブルの色も、赤・青・緑・黄・白といろんな色を使用し、見た目も綺麗だし、
どの機器に接続されているか、一目で分かります。

最後に製作したケーブルを使用できるか、テスト器を使用し検査をします。

 写真は、テスト器で検査を行っている状況です。

テスト器は、ランプの点灯状況で、導通を確認します。【スタッフM・K】

LANケーブル

|2009/10/19|スタッフ

安全について

弊社では、下水や暗渠の水位または流速の調査を行う事があります。

作業を安全に進める為に、必ず免許を取得した者が酸素や硫化水素等の人体への

影響があるガスの濃度を計測しています。

酸素欠乏や硫化水素の危険性は、よくニュースでも報道されているように、

一瞬にして人の命を奪います。

また救助に入った者まで巻き込まれて、2次災害を引き起こす場合があります。

このような状況にならない為にも、これからも安全には十分注意して作業を

行っていきます。【スタッフD・K】

      安全について

|2009/10/13|スタッフ

台風の猛威に負けず・・・

本日(10月8日)、早朝に和歌山県に上陸した台風18号が日本列島を縦断しています。

(各地の被害が懸念されます)

そんな時にも「測研」の取り扱う観測機器達が台風の猛威の負けず、一生懸命、観測を続け、
リアルタイムに観測情報を国の機関、各自治体等のホームページで見ることが出来ます。

海から上陸する台風ですから・・・


波の高さ、波の向き、その時、港での潮位は・・・?

【多機能型海象観測装置(DL-3)】

A

【フース型長期巻自記検潮器(LFT-V)】

B
 

どっちからの風向き、どれくらいの風速・・・?

【デジタル指示風向風速計(7802)】

C
 

どれくらいの雨が降ったの・・・?

【雨量計(7821-10)】

D

台風時に限らず、日常の海象、気象の観測、データの解析等は当社に御一報ください。
【スタッフT・I】

|2009/10/08|スタッフ
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